エンジンオイル交換とは
エンジンオイルの交換というのは毎回整備工場などに任せているので、自分ではどうやるのか分からないという人も結構おられるのではないでしょうか。
実はこれ、要領さえ押さえてしまえば自分でもトライすることができるメンテナンスなのです。
少しここでは一緒にこの方法に関して考えてみることにしましょう。
まずエンジンオイルを交換するには一般的に車の下に潜り込む必要がありますね。
もしジャッキアップをちゃんと行わないとその最中にジャッキが外れて車の下敷きになることもありますので注意してみましょう。
エンジンオイルを抜き取る前に1分程度でもいいのでエンジンの暖機をしておくようにしましょう。
そうするとエンジンオイルの粘度がさがって抜き取り時間が短くなります。
暖機が終了したら必ずエンジンを停止させて作業を始めましょう。
その後は実際の作業に入るわけですが、ボンネットを開けてフィラキャップを外します。
これを外すことでエンジンオイルの抜けが良くなるのです。
そしてオイルパンの位置を確認して開封した「廃油ポイ」などを置きましょう。
廃油というのは一般ごみのように処理はできませんのでこうした工夫が必要になるのです。
オイルパンというのはエンジンの最下部に位置しています。
そこのドレンボルトを外すとエンジンオイルは勢いよく出てきます。
廃油ポイの外にこぼれてしまわないようにしっかりと行いましょう。
こうした作業を経て全てのオイルがでたらドレンボルトに新しいドレンワッシャを取り付けます。
これは金属を押しつぶすことでエンジンオイルが漏れてくるのを防いでいます。
ですからけちけちせずに新品に交換してしまった方が良いのです。
あとはエンジンオイルを注入口から注ぎ込むだけです。
この規定量というのは個々の車によって異なります。
もしこれが分からないのであれば取り扱い証明書とかメンテナンスシートを確認してみるといいですね。
ぜひ皆さんもさっそくエンジンオイルの交換にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。