ブレーキフルード交換とは
きっとほとんどの人が「ブレーキフルードの交換なんて何となく難しそうだ」なんて考えていないでしょうか。
確かに車にとって非常に重要なブレーキに関する整備ですから確かにそのように軽い気持ちで考えるべきではないのは確かです。
しかし、実はこれはポイントを押さえてしまえばそんなに難しい作業ではないのです。
ここでは一人でもできるブレーキフルード交換に関して考えてみましょう。
まずはジャッキアップからすべてが始まりますね。
ブレーキフルード交換というのは4輪のエア抜き作業がとても重要になってきますから前後をリジットラックに載せてしまいます。
全ての工程に関して言えることですが、不安に思ったらその時点ですぐに作業を中断してプロに聴いてみることができます。
「まあこれでいいだろう」なんていう適当な自己判断だけはしないようにしてください。
最初の作業というのはできれば作業経験者に立ち会ってもらって行うのがベストなのです。
ブレーキフルードというのは吸湿性があります。
簡単に言うと吸湿すればするほど性能としては劣化をしていくことになります。
ですから作業というのはできるだけ晴れた湿度の低い日に行うようにしましょう。
吸湿と性能の劣化に関してある程度頭の中で理解しておくというのは非常に重要なことになりますね。
ブレーキフルードは塗装に付着しただけで、あっという間にそれを修復不可能にしえつぃまいます。
なぜなら塗装の奥深くまで浸透していく物質だからです。
念のために水をそばに置いておき、塗装面に付着したら素早く洗い流せるようにしておきましょう。
ABS車両の場合、エア抜きに特別な手順が必要になることも忘れないでください。
整備書を事前に読んだり、ディーラーで聞いたりして手順を確認しておくことも必要ですね。
もしこの手順を間違えてしまうと、自分では整備しているつもりでも実際には車両を壊していることになります。
ぜひこうしたことを参考に皆さんもチャレンジしてみましょう。