スターター単体点検とは
最近自分でスターターモーターの単体点検をする人がとても多くなっていると言われています。
でもこれはいったいなぜでしょうか。
実は日本の自動車ディーラーとかカー用品店の自動車整備士というのはスターターを分解して必要な部品だけを交換するということはやっていないのです。
車の保証期間中であれば新品のスターターに交換したり、保証期間が切れている時にはリビルト品と呼ばれる修理品のスターターと交換するだけなのです。
この点でスターターを分解し、点検することのメリットというのはやはり交換が必要な部品だけを選別して交換することができるということでしょう。
つまり修理代を安くすることができるのです。
さらに単体点検を通して大まかな不具合原因を発見したり、修理後の点検作業としても行うことができますね。
エンジンが始動できないなどのトラブル原因をスターターモーターであると明確にすることができるのです。
まずこの点検のためにどんなものを用意することができるでしょうか。
かなり手が汚れることが想像できますので軍手は必要です。
また基本的な分解工具に加えてテスター多ケーブル、配線なども用意しておきましょう。
もちろんこうした作業はそれだけ時間がかかるということも覚えておいてください。
エンジンオイルを交換するのとは少し訳が違いますし、特殊な工具も必要になってきます。
ですから後は皆さんの優先順位ですよね。
車の分解が好きだとか自分でできるだけのことはしたいという方にはおススメですが、忙しい人やあまり専門的なことをしたくない人は純粋にプロに任せてみることができます。
よくあるのはなんとか分解したものの、その問題の解決策が分からずなかなか作業が進まないということです。
もし整備士で仲良い人がいるならば、手伝ってもらうことができるのか聞いてみましょう。
もし費用的なものを比べてみて問題が無ければスターターごと変えてしまうということもできるかもしれません。