オイルエレメント交換とは
そもそも皆さんは「オイルエレメント」というものをご存知でしょうか。
このオイルエレメントというのは簡単に言うとエンジンオイルをろ過するためのフィルターということになります。
つまりエンジンオイルの汚れを取り除いてくれるのです。
このオイルエレメントはエンジンルームの中にあります。
これを交換しないとどういうことになるでしょうか。
オイルエレメントにはエンジンオイルの汚れとか金属摩耗粉が溜まることになります。
つまり汚れたままのエレメントでは、フィルターとしての役目を果たすことができません。
エンジンオイルは濾過されずにエンジンを循環し、どんどん汚れていくのです。
この交換ですがどのようなものを目安にすることができるのでしょうか。
エンジンオイルの交換の2回に1回くらいに行うのが良いでしょう。
基本的にこの交換というのはエンジンオイルを替える時に一緒に行うものです。
まずはオイルフィルターレンチを取り外します。
オイルフィルターレンチに付けてある工具を上下、もしくは左右に「5度」らくい動かし揺さぶると緩んで取りはずことができるのです。
もしこのステップがうまくできない時にはオイルエレメントを外した後にハンマーなどで叩いて外すこともできるのです。
新品のオイルエレメントを取り付ける時にはそのゴムパッキンにエンジンオイルを薄く伸ばしながら塗っていきます。
最近ではゴムパッキンにグリスがついている商品もありますので、その時にはエンジンオイルを塗るという作業は必要ないのです。
これが終わったらオイルエレメントを締め付けましょう。
感覚としては約90度、四分の一回転させるぐらいで大丈夫です。
このように考えると確かにオイルエレメントも自分で交換できることが分かるのではないでしょうか。
ぜひこのような面で分からないことがでてきたら感覚で作業を行うのではなく、しっかりと調べてみることにしましょう。
もちろんプロの整備士に作業を行ってもらうということもできるのです。