エアクリーナーエレメント交換とは
私たち人間の鼻には「鼻毛」というものがついています。
皆さんはこれがどのような役割を果たしているかご存知でしょうか。
そうです、それは呼吸時にゴミなどを吸入することが無いように私たちを守ってくれるものなのです。
非常に興味深いことに車にもこの鼻毛の役割をする部品というものがついています。
皆さんはそれがないか分かるでしょうか。
それがエアクリーナーなのです。
少しここではこのエリアに関して理解を深めてみましょう。
ゴミをキャッチしてくれるエアクリーナーですが、正式には「エアクリーナーエレメント」と呼ばれます。
取り扱い説明書を見るとこれがエンジンボックスの中にエアクリーナーボックスの中に入っているのを確認することができるでしょう。
つまりこの部分の整備や点検をするためにはエアクリーナーボックスのカバーをまずは外さないといけないのです。
これを開けてみるとカーテンのようなものになっているのがエアクリーナーエレメントです。
これは手で簡単に外すことができますので目視で汚れ具合を確かめてみましょう。
特に裏と表とではそもそもの汚れ具合というものが異なりますので、表だけをみて「綺麗だから交換不要だな」なんて結論付けないでください。
それもそのはずです。
エアクリーナーへの空気の入り口は基本的に全て裏側になりますので、取り外して裏側を確認しないと点検する意味が無くなってしまいます。
これが汚れていくと今まではキャッチできていた細かい異物をとらえることができずにエンジン愛に吸い込んだり、そもそもそこが詰まったりするのです。
基本的に車検などでこうしたものの点検というのはやってくれるのですが、エンジンの耐久性などを考えるとユーザーも自分でその汚れ具合をしっかりとチェックしたいものですね。
最近はこの交換用のフィルタも非常に安価に販売されていますのでぜひ試してみるのはいかがでしょうか。
きっと初めての方はエアクリーナーボックスを外すところから始めてみましょう。